ドラゴンボール発見・・・

   「ドラゴンボール超」のテレビ放送で、4月に、天体規模のドラゴンボール、そして宇宙規模のシェンロンが登場しました。テレビ画面とはいえ、そのスケールは荘厳ささえ感じられました。
   さて、驚いたことに、7日、かわいいドラゴンボールをふと目にしたのです。JR鹿児島線新宮中央駅の改札のそばにチラシが置いてあり、その上にペーパーウエイトとして、ピンポン玉とソフトボールの間くらいの大きさのドラゴンボールが乗せてありました。数個置いてありました。7つまではなかったようです。テレビアニメと同じ色をしていて、そのボールそれぞれにちゃんと小さな星が付いていました。(後で、写真を撮っておけば良かったと思いました。)ほんのちょっと嬉しいような楽しいような童心に帰れたような気がしました。
   7つそろっていなかったので、シェンロンはいませんでした・・・

ジューシーオレンジで焼き菓子

   熊本県産のジューシーオレンジを店でよく見かけるので、最近は時々買って食べています。和のグレープフルーツとも言われているそうで、すっきりした味だと思います。ただ、皮が厚く、黄色の外側の皮と中の果肉の間の白い部分が分厚くて、廃棄部分が多いのが気になっていました。そこでこの部分を美味しく食べたいと思い、お菓子にしてみました。
   量も測らず、かなり大雑把ですが、白い部分と一緒に皮を薄く切り、砂糖を加え、電子レンジにかけて柔らかくし、それにサラダ油、砂糖、たまご、パン粉を良く混ぜます。そして、手でまんじゅうのように形を整えてオープンで焼きました。
   思ったより良くできて、家族からも意外と好評でした。皮はやはり苦い味ですが、かえってこの苦い味が甘さを引き立てていて、爽やかさも加わって良い味につながっていました。苦味というのは奥深いものです。

初夏の陽気


   外を歩くと汗ばむほど日差しが強い日中です。昨日は長袖を重ねて着たくなるような肌寒い気候でした。三歩進んでは二歩後ろに下がるような歩の進み方で季節が着実に夏へ向かっています。
   太陽の光を浴びていろいろなものが光っています。とっても嬉しそうに見えるのが植物かもしれません。
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   咲いているたくさんの花が見られるのは素敵です。歩けばいろんな花が目に飛び込んでくる、こういう環境を大切にしなくてはとつくづく思いました。

なみきスクエアの前のカツラの木

   福岡市東区千早駅前に、ホールや図書館を含む市の施設としてなみきスクエアが建設され、6月4日にオープンされるそうです。
   その建物のそばにカツラの木が何本か植えられています。確か、以前住んでいた宮城県仙台市泉区にもカツラの木がありました。ウィキペディアで調べてみると、広葉樹で日本で九州から北海道まで広く分布しているそうです。何だか嬉しくなります。ハート型に近い丸い葉が風に吹かれるとひらひら揺れます。
   モンゴメリの「赤毛のアン」の中で、アンが、ポプラの木は社交的なのよと話す場面があります。ポプラの葉がさらさらと風に小刻みに動くさまをアンらしく表現している一場面です。
   カツラの葉もそよ風にはためきます。思い思いに揺れてはいますが、一列に並んでいる様は、ランダムに戯れるポプラよりはいくらか上品かもしれません。一体この葉っぱたちは何を話しているのでしょうか。
   なみきスクエアの前に植えられている植物に名札がかけられていたのも嬉しく思いました。

今日は雨…

   晴れる日があったり、雨の日があったり。春の日はそれぞれバラエティに富んでいます。西日本では、今日は雨。雨の日は暗いこともあり、何となく眠たくなります。何か気を引くものはないかなと家の中を眺めて、あ、と目にとまったものは、白い紫陽花でした。大きくて真っ白で、まるで生クリームだらけのケーキのよう…。
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   きっと植物はこの雨を喜んでいるだろうと思います。この雨があがって晴れたら、 若葉がますます鮮やかに輝くことでしょう。

   

熊本地震

   今回の熊本の地震、そして大分にまで広がった震源。現地の揺れの強さと被害の大きさに心が痛みます。ここ福岡市でも、16日13時25分から早朝にかけて何度もゆれて、スマートフォンが警報を4回鳴らし、落ち着きませんでした。被害を受けていなくても繰り返す揺れは響きます。被災地ではいかほどかと思います。破壊されたり落ちてきたりするのを目の当たりにしたら、どんなにこわいでしょう。そのこわさに加えて生活の不安かあるとどんなに心が重たくなるでしょう。被災地の方々が元気に普通の生活を送ることができるようになるよう祈っています。
   昨日、熊本産のいちごを店頭で見つけて、買ってきました。いちごの葉がパックの中に入っていました。このままにしておくと、すぐにしおれそうでした。思い立って、花と一緒に水にいけてみました。しばらくすると、葉が立ち始めました。ささやかながらも命のたくましさを感じました。この生き返った葉が熊本産のいちごの葉であることに、特別な感慨を覚えました。
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   仙台の友人たちが、九州で大きな地震が起こったからと、大丈夫ですか?と連絡してきてくれました。私のいるところは全く被害がないので、大変恐縮でした。大震災を乗り越えてきた友人たちです。この優しさは宝ものです。

福岡アジア美術館で中西敏貴氏の写真展

   福岡アジア美術館に行き、中西敏貴さんの写真展「ORDINARY」を観賞しました。大阪出身で独学で写真を学び、北海道の自然に魅せられ、数年前に美瑛に移り住んだそうです。
   白い壁をバックに掛けられている写真の作品は、どれもくっきりと鮮やかに観る人の目に飛び込んできました。まるでカンバスに描かれたデザイン画のようです。撮影の対象は、何気ない日常の風景の一部分のある瞬間です。なんと素敵な貴重な場面なのだろうと、目の覚めるような驚きを感じました。幼少の頃、色のついた透明な炭酸の泡を見て、あの泡の中には素敵な世界が広がっているに違いないと思ったことを思い出しました。
   水に浮んだ蓮の花や葉が写っている作品の色がとっても印象的でした。画面全体がピカピカのグレーの濃淡に見えたのです。自然界の中でこんなメタリックな瞬間に出会えることがあるのかと驚きました。しばらく前にモネ展で観た蓮を描いた絵を思い出しました。同じ蓮でも瞬間のとらえ方が多様にあることを認識させられました。
   写真なのに、写真であることを忘れさせられました。すできな体験をしました。また作品展が福岡で開催される機会があれば、是非行きたいです。
(  入場無料なのが信じられないです。4月12日までだそうです。)